話し合いでの解決

離婚に関する制度では、協議離婚、調停離婚、審判離婚及び判決離婚の4種類があります。
それぞれの離婚の種別に占める割合をご存知でしょうか？
夫妻間の協議によって届出を行うだけで離婚が成立することとなる協議離婚の割合が90％を占めており、調停離婚、審判離婚及び判決離婚などは合わせて10％程度に過ぎません。したがって、多くの離婚事件は、当事者間の話し合いで解決されているのが実情です。
しかしながら、離婚する際には、財産分与や養育費など、離婚により生じるであろう様々な問題を解決しなければなりません。離婚後にトラブルを持ちこさないためにも、当事者間の話合いの段階で、問題をひとつひとつ解決するように心がけるべきです。十分検討して、納得したうえで離婚届を提出するのがよいでしょう。